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文章

今さら「文のつづり方」を勉強している。
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某人に勧められて手に取った『楽しい「つづり方」教室(人間の科学社)』が教材になっているが、これがたいへんエエ感じに楽しい。よく「文章の書き出しでは5W1Hが大切だ」と言われているが、筆者は「4Wでよい」と主張している。その実証例文が神がかっていた。
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・昔あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
・おじいさんは山へしばかりに、
・おばあさんは川へせんたくにいきました。
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これに対して、筆者は「完璧な書き出しで隙がなく、非常に明確です。無駄な言葉が一つもなく、しかも慌ただしさもなく、順を追って場面が頭の中に描き出されて来ます」と解説している。たしかにそうとも思える。そんな筆者はこれをベースに、驚愕の文章論を展開していく。
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・省略法→「むかしあったそうな。」
何がなんだかよくわからないが、筆者は「簡潔ですっきりした文章になります」「省かれた部分に関して『何がだろう?』とか『誰がだろう』とか好奇心をもたされます」「気を引く書き出しと言えます」と評している。脱帽だ。
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・腰を折る→「昔、甲州に、というのは今の山梨県です。」
ごくありふれた本文に対して、筆者は「まだちょっとしか読んでいないのにいきなり腰を折られてしまいました」「このいきなりの腰折りは唐突で、不自然で、変で、そして何か感動的です」と評している。自分はこの考え方に対して「不自然で、変で、そして何か感動的です」と言いたいが、それが意外とツボにはまっているようにも思われる。
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こんな感じで、はたして身につくのだろうか。

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